クラゲがやってきた時、子供たちは...
我が家にやってきてから2週間
始めの数日は「見て見て。寝てるのかな」なんて、それなりに存在感があった
手が届く5歳の長男が瓶を振り、クラゲの生存を確かめる
すると1歳の末っ子が真似をしてこれでもかと振りまくる
瓶の中で水泡ができ、クラゲはぐるぐる
目が回っているにちがいない
水流が落ち着くと、「私は生きている(怒)!!」と知らせるかのようにお椀をひらひらとさせる
そしてまた瓶底へと静かに沈む
それが始めの数日
我が家にクラゲがやってきた
うちには5歳を筆頭に3人の子供がいる
ため息の出ることばかりする子供たちだが、ちょこちょこと愛らしいこともしてくれる
その子供たちが、母の日に素敵な贈り物をくれた
それが我が家の玄関に鎮座するサカサクラゲ
母がクラゲ好きで「飼いたい。飼いたい」と言っていたのを覚えていてくれたそうだ
なんとも愛らしいではないか
私とクラゲの出会い
私とクラゲの出会い
それは海沿いに住んでいた幼少期に遡る
そんなに泳ぎに行ったわけではないが、夏はとりあえず自転車に乗って海へ行った
そして恒例行事のように知らぬ間にやられていた
その当時『ヤツ』と呼んでいたかの種は、うん十年たった今、贈り物として我が家の玄関に鎮座している